三重県のお茶について
三重県は、全国でも有数の茶産地として知られ、栽培面積・荒茶生産量ともに全国3位を誇ります。
西暦900年ごろ、四日市市水沢町の浄林寺(現在の一乗寺)で茶樹が栽培されていた記録があり、全国的にも古い歴史をもつ地域です。
南北に長い三重県は、西に鈴鹿山脈や台高山脈、東に伊勢湾と太平洋を抱え、山と海の気候が交わる土地です。こうした環境が、茶栽培に適した温暖な気温と十分な降水量を生み出しています。
茶の中心的な産地は、北勢地域と中南勢地域に分けられます。北勢地域は、鈴鹿市、四日市市、亀山市が中心となり、鈴鹿山麓の火山灰が堆積した平坦地に茶園が広がっています。中南勢地域では、谷あいの傾斜地や、川沿いの平地で良質茶の栽培が行われます。大台町の煎茶、松阪市の深蒸し煎茶が知られています。
この地域のお茶は伊勢茶と呼ばれ、普通煎茶のほか、かぶせ茶、深蒸し煎茶、てん茶等、様々な種類があります。江戸時代には伊勢出身の商人によって広く販売され、江戸末期から海外へも販売されてきました。
現在も県内各地で多様なお茶づくりが続けられており、生産者ごとに異なる表情の伊勢茶を楽しむことができます。
生産者・小売店
この地域で活動する生産者・お茶関連の小売店を紹介します。